雨煮の豆知識

時雨煮の豆知識

「時雨煮」の由来

由来 説1

古来俗世間にある伝説より(桑名の伝説昔話)
江戸初期の歌人 鳥丸光広卿が七里の渡しの船待のため桑名に宿泊の節、蛤を煮て差し上げたところ、殊のほか賞味された。蛤は十月、十一月頃の時雨の季節が最も宜しければとて、「神無月 ふりみふらずみさだめなき 時雨ぞ冬のはじめなりける」という古歌より。

由来 説2

時雨蛤の由来を伝える古い文献より(桑名志巻二十六物産偏)
煮蛤を「時雨蛤」と命名したのは、芭蕉の高弟子の一人で美濃の俳人である各務支考(寛文五年〜享保十六年)と言われている。今一色の蛤業者からその命名を頼まれ、「時雨蛤」と名づけたとされる。

時雨蛤の製法

一般の佃煮は「たれ」をすべて煮込んで仕上げるが、時雨蛤は釜にたっぷりと入れた「たまり」(貝の旨みが溶け出した元だまりを使用)の中で「浮かし炊き」と呼ばれる独自の技法で煮込んだ後に、釜からすくい上げてたれを切ります。

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「しらうお」と「しろうお」の違い

ダミー写真
  • 「しらうお」・・・さけ科の一年魚
  • 「しろうお」・・・はぜ科の稚魚

地(桑名産)白魚紅梅煮の製法

木曽三川[木曽川・長良川・揖斐川]で漁穫される白魚(しらうお)を使い、白く透明な白魚をできるだけ薄い紅梅色に仕上がるよう、元だまりと特製の淡口たまりを調合して加工します。シーズンは例年1月5日解禁・3月初旬頃まで。

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